キャンプ用品の積み込み、積み下ろしって面倒ですよね。
「もういっそのこと積みっぱなしにしてしまいたい。」
「車を収納場所にしちゃえばいいじゃん!」
なんて考えたことがある人もいるはず。
でも!それをみんながやらず、きちんと車から降ろして収納してるのには理由があります。
一番の理由は「積みっぱなしはリスクが高いから」
リスクを回避するために、面倒でもみんなちゃんと積み下ろしをしてるんです。
積みっぱなしにどんなリスクがあるのかを説明します。
キャンプ用品を車に積みっぱなしにするリスクって何?
キャンプの荷物を積みっぱなしにする一番のリスクは命の危険につながることです。
積みっぱなしのリスクについて詳しく説明していきます。
刃物所持で警察に捕まる
キャンプでは鉈(なた)やナイフなどを持っていく人が多いですよね。
うっかり積みっぱなしで普段の買い物なんかに出かけてしまうと銃刀法違反でつかまる可能性があります。
キャンパーが当たり前に持ち歩くものでも、周りから見れば危険物なんですよね。
刃渡り6cm以上の刃物類を持ち歩くのは、正当な理由がない限り基本アウトだと思っておくべきです。
「このくらい大丈夫でしょ」
なんて、軽い気持ちで積みっぱなしにするのは絶対NGです!
刃物類は必ず…!キャンプから帰ったら積み下ろしましょう。
法律は守ろう
ガス缶は爆発の危険がある
夏の車内は高温になりますよね。
キャンプで使う燃料の「ガス缶」は爆発のおそれがあるため、40度以上の場所に置いておくのは禁止されています。
他にも、日焼け止めや虫よけ・制汗剤などの「スプレー缶」も危険です。
布製品にカビが生える
車の中は、湿気や気温による変化が大きいです。
テントやタープなどの布製品を湿ったままケースに片付けて、車の中に放置してしまうとあっというまにカビが生えます。
最近人気のおしゃれなコットンテントは特にカビが生えやすいので要注意です。
高いから大事にしないとね
金属製品に錆(サビ)がつく
調理器具などを濡れたまま、汚れたままにしておくとサビがつきます。
「年季が入ったサビや汚れも味だよね。かっこいいじゃん。」
って人以外は、きれいなほうがいいはず。
ペグやハンマーも使った後そのままにしておくとサビますよ。
うっかり降ろし忘れる
積みっぱなしが当たり前になってしまうと、
「ついうっかり」
降ろさないといけないものまで降ろし忘れることがあります。
これが一番危険です。
キャンプ道具の積み下ろしは面倒ですが、安全のためにも、積みっぱなしを当たり前にしないようにしたいですね。
一部のキャンプ道具は積みっぱなしでも問題はなし
車にキャンプ道具を積みっぱなしにするのはリスクが高いので、全部積み下ろすのが基本です。
でも、マンション暮らしの方などエレベーターや階段を往復しなきゃいけない人は、キャンプのたびに全部積み下ろすのは大変ですよね。。
そういう場合は、一部の荷物だけと決めて積みっぱなしにするのもアリだと思います。
積みっぱなしは絶対だめってわけじゃないから
例えば、気温や湿度の影響を受けにくい椅子やテーブルなどは載せっぱなしでも特に問題はありません。
ただ、あまり重すぎるものを積みっぱなしにすると燃費が悪くなるので、重さに注意は必要です。
積載のコツを覚えると積み込み・積み下ろしがラクになる
車への積み込み・積み下ろし作業が面倒だから積みっぱなしにしてしまいたい…と考えてしまうんですよね。
それなら、面倒な作業をできるだけ簡単にする工夫をするといいですよ。
積載のコツを覚えておけば積み込みと積み下ろしがだいぶラクになります。
\キャンプ道具の積載のコツはこちらをタップ/
毎回荷物のテトリスをやるのは大変ですからね。
積載のコツは覚えておいて損はありません。
まとめ|積みっぱなしは基本NGでいきましょう
車にキャンプ道具を積みっぱなしにするのはリスクが高いので基本NG。
でも、家の収納が少ない人・家と車の往復が大変なマンションなどに住んでいる人は、積みっぱなしのほうがいいと考えるかもしれません。
\車との往復はやっぱ大変みたい/
■高層マンションの人ってキャンプ道具の持ち運び どうしてるの??調べてみた。
積みっぱなしが絶対にダメ!というわけではないので、リスクを知ったうえで判断するのがいいのかなと思います!
\他にもキャンプ道具の収納について記事を書いています/